2017-01-01から1年間の記事一覧
派手なスパイ・アクションと、幾重にもなったストーリー堪能しました。 だけど重苦しくなく、むしろテンポの良いシーンも多く(劇伴やキャプションの演出によるところもありますが)。 女スパイと言われると、どうしても、アンジェリーナ・ジョリーの『ソル…
呼吸を止めて見入ってしまったというか。物凄く没入感のある映画でした。前作の世界と地続きな未来なのだ。というか、年号こそ2049ですが、前作から35年経った今、目にしている世界というか。 捻りに捻られたストーリーは重厚で、予想を覆し、期待を裏切らず…
優秀な黒人女性が、白人男性優位の社会で、負けずに逞しく働き実績を上げる…という言い方が、小さくて恥ずかしい気がしてしまう。全編にわたり、身震いが止まらなかった。今年ベストというか、ここ数年でベストと言いたい。ドリーム [AmazonDVDコレクション]…
『ザ・サークル』 エマ・ワトソンとトム・ハンクス主演『ジグソウ ソウ・レガシー』 『ソウ』シリーズのファンではないけど
同僚との、そして娘との確執と和解。 やたら怒鳴り合ったり、いがみ合ったり、脅迫じみた支持を出したり… 何故、そんなに敵を作るようなことをする?何故、わざと嫌われたいのかというような行動をする? 一途に目指したい高みがあったのか。彼は時代を牽引…
山奥の別荘で密やかに隔離されて実施されているAI搭載のアンドロイドの実験。 果たして、AIの思考は知能なのか?プログラムなのか? AIは人を愛せるのか?愛せないのか?この状況から逃げ出すために愛しているフリをしているのか? エヴァ"AVA"の行動に突き…
脳腫瘍の末期と診断され余命幾許もないと知らされた青年。 自分が死んでも、世界は何一つ変わらず続いていくのだろう。 自分そっくりの顔の男に、この世界から何かを消すことで一日生きながらえる「悪魔」の契約を持ちかけられる。消えるものは選べない。 電…
『第9地区』の監督が描くロボットに芽生えた意識の話。生と死を扱っているのにポップでクール
へ?何?このチープでマッチョな映画…
『IT イット “それ”が見えたら、終わり。』 『マイティ・ソー バトルロイヤル』『ラストレシピ 麒麟の舌の記憶』
人が深夜食堂と呼ぶ、めしやとそのマスターの周りで起こる日常と出来事。 短篇のオムニバスですが、地味に沁みます。いい味です。 嬉しくても哀しくても、お腹が減る。
なんか、話の作りも映像も安く感じてしまうのはなんでだろ?クライマックスの展開も読めちゃうし。 実写版ならサトエリ版の方が好きかな。 原作漫画や初めのアニメの刷り込みが激しい人間には、リメイクは味が足らないのかもしれないね。
メキシコからカナダまで、長い長いPCT(パシフィック・クレスト・トレイル)に挑むシェリル。 アルコール依存症で暴力を振るう父、若くして病気で亡くなる母、自分の薬物やセックスへの依存。 長距離を歩いているうちに、解けていく過去の記憶、想い。 探して…
『ブレードランナー 2049』『先生! 、、、好きになってもいいですか?』『彼女がその名を知らない鳥たち』
メキシコからアメリカに密入国しようとする青年たちと、「狩り」と称して彼等を射殺しようとする老人。 ゲームではないリアル脱出。ま、映画ですけど。実際にそういう出来事が国境では起きてるのだろうな
男女の親友たちが皆既月食の夜に会食し、親友同士だから隠し事はないだろうと、テーブルの上にスマホを出して、届いたメールや通話をみんなに公開するゲームを始める。 そこから露わになる、各人の家庭の事情、個人の事情。 初めは浮気の申し開きなつもりだ…
前編を劇場で観て、後編を観に行けてなかったのだけど。 前編の剥き出しの刃のような緊張感と違って、分厚いヒューマンドラマだったように思う。
1970年代の特撮ヒーローを今の映像技術でリブートした作品。 上手く、小綺麗に出来上がってるけど、なんか、ちょっと違うような… 石ノ森章太郎作品の悲哀のような感じに欠けるというか、映像的には上手く出来てると思うのだけど、なんかこう、50代の人が、お…
1970年代の日本と上海辺りの中国を混ぜたような半ば無国籍な画作り。 変身ヒーローものの定石に則った話作り。 平成ライダーを手掛ける、監督やスタッフの特撮ヒーローのアクション。 上手く行った実写化だと思う。 「この世に悪がある限り、正義の怒りが俺…
復讐といってもダークではない。恋人奪還といってもロマンスじゃぁない。スーパーヒーローの形式を踏襲してるが、下世話で下品。赤い全身タイツだが蜘蛛のヒーローではない。
最初の作品から15年以上経つし、アラサー女子あるあるだったのが、ブリジットは43歳の高齢出産だし、日記はiPadでつけてるし。そこかしこにツッコミどころ満載なんだけど、シリーズが長いから悪友を見ている気分になるのね。 原題は"Bridget Jones's Baby"
国の諜報活動にも深く関わっていた29歳の凄腕ハッカーの彼が自分の人生を危険に晒しながらも、光を当てたかったアメリカという国家の形、彼の前に拓けた人生。
『アトミック・ブロンド』『女神の見えざる手』『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』『セブン・シスターズ』『バリー・シール アメリカをはめた男』『ミックス。』 次の週末は気になるのが多いわ、気になるレベルがいつもより高いわ、困った
雑誌社LIFEで写真のネガを管理する仕事のウォルター。雑誌の電子化によるリストラ対象になる。行方不明になった雑誌の最終号を飾る予定の写真のネガを追ううちに、仕事に真面目でコミュニケーションの苦手なひ弱な男の妄想だとばかり思っていた風景が、人生…
「家族ケーカク」と言っても、夫婦生活だけでなく、40歳の中年の夫婦の抱える家庭の問題が隠喩のような直接的なようなホームドラマ…だけどアメリカンファミリーじゃない私にはウケる素養に欠けるのかな?中年の危機だか夫婦の倦怠期だか子どもの思春期だか、…
より平和的な人類を目指して、感情を育成するように育てられた人工生命体L-9 モーガンが、突然、感情を爆発させたかのように暴走し、スタッフを傷つける。 本社から派遣されたリスク管理担当のリーの査定の元、プロジェクトの凍結が実行に移されようとするが…
森に住む父と子どもたちが、心を病んで街の病院に入院していて自殺した母親の葬儀に参列するために街に出る。そこで遭遇する「世間」や「常識」。「ふつう」って何? 最愛の妻であり母である人の遺言を実現するために実行されるミッション「任務」。 多少、…
事件現場から発見された身元不明の女性の遺体。「ジェーン・ドゥ」というのは身元不明の女性を仮に呼ぶ用語らしい。 外傷がないのに、検死を進めるうちに、明らかになっていく不可解な遺体の状況。 解剖シーンというだけで、グロいと感じる人もいるだろうけ…
前半はファンタジー。後半はアドベンチャー。ワクワクしながら愉しんで観れた。つい応援したくなるのな
あれ?何処かで見たっけ?いや、『ミッションインポッシブル』のシリーズじゃないしなぁ。トム・クルーズだけど。あ、1作目は『アウトロー』とかいう邦題付けられてたな。 前作との繋がりも、本作のストーリーも追わなくても、ふつうにアクション映画として…