秘密結社鷹の爪の垢団

TOHOシネマズをホームグラウンドに映画を年に100本以上観まくります。

人生の旅は道連れ『ファースト・カウ』☆☆ 2024年第207作目


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飼い犬が騒ぐので、森の近くの地面を掘ったら白骨死体が2体並んで埋まっていた

毛皮狩り狩猟団に料理係として雇われたクッキーは、夜中にロシア人に追われていると言い、裸で潜んでいる中国系のキング・ルーと出会う。後日、再会した二人は金儲けの夢想を話し合う

二人は街に1頭しかない牛から、無断で乳を絞って盗み、ドーナツを作って売ることを思い付く。市場に持って行くと、飛ぶように売れ、仲買商にも気に入られ、お茶会の菓子作りを依頼される

しかし、とうとう夜更けの乳搾りがバレて、追われることに。家は家探しされてボロ家がボロボロに。隠しておいたドーナツの売上金の入った袋だけ握り締めて、着の身着のまま逃避行

それぞれ狡賢く逃げおおせるのかな?とも思ったが、フラフラになりつつも、二人で逃げる。最後は怪我と疲れで、金の入った袋を枕にして眠りこける。どうや中盤にドーナツを買いそこねた、仲買人に仕える若い番兵に尾行されてたようだから、捕まったのかな?…冒頭のシーンを思い出す。そか…捕まって殺されて埋められたのか…

冴えない二人の男が、小狡く金儲けしようとして、足を救われる、典型的なトホホ話なんだけど、ワンチャン一攫千金?と淡い期待も抱いたりする