ギャラリーに飾られた、まるで写真のような鉛筆画の少女。ギャラリーの学芸員に、そのモデルでは?と呼ばれたミソは、その作者を伏せる
小学校でハウンのクラスに転校して来たミソ。二人は雨の中、捨てられた仔猫を拾ってきてオマ(お母さん)と名付ける
ミソの母親はソウルに行き、彼女は済州島に残り、しばらくハウンの実家で過ごす
高校生になり、ハウンが気になってるジヌという男の子に探りをいれるミソ
高校卒業の頃に距離が遠くなっていく二人
ミソはアーティストとしての才能を磨きつつ、ソウルでバイトに明け暮れる
ハウンは済州島で、絵が好きだが両親の勧める教師の道に進む
親友だけど、物理的に距離が近いと喧嘩してしまいそうな二人
ハウンはジヌとの結婚式の日に逃げ出し、ミソの過去を追う。好きな絵を書き始めるハウン
ハウンの身籠っているのはジヌの子、出産して遠い旅に立ったハウン。ハウンの子を育てるミソ
オマも猫にしては長い寿命を終える。オマの一生はハウンとミソの青春
高い所は薄目にすれば平気だよ。高い所が苦手なハウンに、幼い頃、ミソが掛けた言葉
ギャラリーに招待され、飾られてる鉛筆画を観るミソと娘のハウン
超写実的な謎の作品は二人の合作なのだろう
二人の思いは、二人とも行ってないシベリア鉄道の先のバイカル湖へと、いざなわれる
百合にも三角関係や不倫にも傾かない、すごく綺麗なバランスの青春映画だった。ハリウッドな人ならBFFというやつなのかな
韓国は儒教の国なので友人や家族との関係を大事にするし、日本のドラマなら、もっとドロドロ感になるかな、ドライな距離感というより、遠いからこそ強い引力のような