先日観た『不思議惑星キン・ザ・ザ』の監督自らが、27年の時を経てアニメ化。現実でも時間が経って、ソ連が崩壊したりして、この作品はロシアとジョージアの共同制作。いや、まだ2013年ならグルジアと呼んでたか
主人公も建築技師と音大生だったのが、高名なチェリストと、その遠縁の甥のDJになっている
アップデートされてるけど10年前なので携帯はガラケー
今でもロシアの映画好きには、頬に手を当てたあと、両腕を下に広げて「クー」という挨拶が通じるという
おおまかな筋は同じだが、今風に面白可笑しくアレンジされてる
私はロシア語は挨拶と初歩的なフレーズしか分からないが、考えてみると作中の異星の言葉の方が語彙が少ない
監督は2019年に亡くなってるので遺作となったらしい
先に不条理で長めな実写版を観たからか?スッと楽しめた
もう、「クー」が"Cool!"に聞こえる