ファッションデザイナーを目指すエロイーズ…エリーは、専門学校に合格しロンドンに上京する。ルームメイトに半ば強引に繁華街ソーホーに誘われる。新宿・歌舞伎町みたいなものか?
ルームメイトとソリの合わない彼女は、速攻で旧びた屋根裏部屋に引っ越す
霊感の強い彼女には、いろんな暗示や幻が視える。ある夜、気付くと、1960年代のキャバレーでスターとしてのし上がろうとするサンディと入れ替わっていた
60年代ファッションが好きなエリーは、旧いレコード盤を回し、古着を着て、金髪に染め、サンディに寄せた出で立ち。毎晩、ベッドで'60ソーホーにダイブする
華やかな舞台の裏の闇に触れるエリー。謎の老人が「見たことのある顔だ。みんな死んでいった。気を付けろ」と警告する
家にいたら悪夢を観てしまうと思ったエリーは、学生主催のハロウィンパーティーに誘われ参加するが、外でも幻覚が見えるようになる
自分の住んでいる部屋でサンディが殺されるビジョンを見た彼女は、幻影から逃げるため、下宿を引き払おうと、大家の部屋に行き相談する、大家の口から漏れるサンディ…アレクサンドラの真実
ホラーというより、スリラーでサスペンス。昔の水商売の裏の闇が、暗く重くなり過ぎず、ポップにとは言い難いが、しっかりと描かれている。怖いけどロンドンが好きなのだろう