秘密結社鷹の爪の垢団

TOHOシネマズをホームグラウンドに映画を年に100本以上観まくります。

義理の一家『ベイビー・ブローカー』☆☆+ 2024年第39作目


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クリーニング店を営むサンヒョンの裏稼業は赤ん坊の斡旋。施設職員のドンスと組んで、赤ちゃんポストに預けられた赤児を掠め取り、非合法に養子縁組して手数料を取るブローカー

ポストの前に赤ちゃんを置いたと母親を名乗る女に通報されるのを恐れて、斡旋の旅に同行させることにする。それを追跡するのは逮捕するために現場を押さえたい少年課の女性警官の二人。ポストに赤ちゃんを入れたのは彼女らで、いわゆる、おとり捜査

成り行き上の、偽りで仮初めの家族の絆が、旅するうちに深まっていく。

同じ是枝裕和監督作品の『万引き家族』と似たような家族感だが、舞台が韓国だからか?叙情的で、善悪で割り切れない、やりきれなさが余韻に残る