アガサ・クリスティが失踪した史実に対し、失踪中に起こった事件を創作したストーリー
公私とも不調な推理小説家のクリスティのところに、元従軍看護師のメイベルから、列車で友人のフロレンスを殺した犯人を突き止めて欲しいとの依頼。自分は推理作家であって探偵ではないと一旦、断るが、引き受けることにする
弁護士に変装し、容疑者と見られる親族たちを偽の遺産相続話を作り屋敷に集めて推理していく
そのうち親族の一人が射殺される事件が起こる。そして、世間ではクリスティの失踪が報道され大騒ぎとなっていた
この時の経験から発想を新たにし、再び筆をとる。登場人物も彼女の小説のファンが多く、いくつかのタイトルの筋が語られたり、引き合いに、コナン・ドイルのホームズが出てきたりする