美食家のドダンは、食べるだけでなく、自ら調理しレシピの開発にも余念がなかった。彼のお抱えの料理人のウージェニーは、そのレシピを完璧に仕上げる腕前で、二人は普通の夫婦よりも強い絆で結ばれていた
皇太子に招かれた晩餐に満足できなかった彼は、家庭料理であるポトフをメインに据えて、コース料理を立案し、皇太子を招待しようとするが、突然、彼女が病に倒れる…
美食家の彼は、美味しい料理の蘊蓄を語る時、愛する人と語らう時、詩人になる
実にフレンチな味と匂いを感じる映画だった
原題は"La Passion de Dodin Bouffant" 「ドダン・ブファンの情熱」といったところか