序盤の信長の尾張弁の説教が聞き取れず面食らう。まあ「御前」は「おみゃー」か。その割に脇を固める武将たちは標準語。秀吉は尾張の百性の出だけどビートたけしさんなので「たわけ」じゃなくて「バカヤロー」連呼。
たまたまなのか『きのう何食べた?』見慣れてるからか、西島秀俊さんのBLなシーンも堂に入ったもの。家康の狸っぷりは、お笑いでいう天丼。客席からは、しばしばクスクスと含み笑いの声
戦のシーンはKADOKAWAだけに『天と地と』か?『ラストサムライ』か?な大スケール
これだけ男色を前面に押し出して、血飛沫で首が飛ぶ。泥臭い『お笑いウルトラクイズ』のような中国大返し。たしかに国営放送ではやれない御巫山戯だな
構想30年って宣伝してるけど、30年前に書いた台本が箪笥の奥から出てきただけだよとは北野武さん一流の照れ隠しなのかどうか?
木村祐一さんや中村獅童さん大活躍だったな。見応えたっぷりの殺陣に、緊張と緩和の笑いも散りばめられた大作