秘密結社鷹の爪の垢団

TOHOシネマズをホームグラウンドに映画を年に100本以上観まくります。

ラディカルなこと『はじまりへの旅』☆+

森に住む父と子どもたちが、心を病んで街の病院に入院していて自殺した母親の葬儀に参列するために街に出る。そこで遭遇する「世間」や「常識」。「ふつう」って何?

最愛の妻であり母である人の遺言を実現するために実行されるミッション「任務」。

多少、インテリな白人の悪ノリなのか?というきらいもないではないし、少し昔のヒッピー文化や、森の思想や、哲学にかぶれたか?とも思ったりもするが…

自分で考えて、素直に、大切に生きることを思わせる。

原題は"Captain Fantastic"


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不気味の谷『ジェーン・ドウの解剖』☆+

事件現場から発見された身元不明の女性の遺体。「ジェーン・ドゥ」というのは身元不明の女性を仮に呼ぶ用語らしい。

外傷がないのに、検死を進めるうちに、明らかになっていく不可解な遺体の状況。

解剖シーンというだけで、グロいと感じる人もいるだろうけど、ゾンビとは違う。だけど、「遺体が動き出しはしないか?」という人に根ざした恐怖感を誘っているのか?

生きている状態が維持されているというのも、考えてみたら、なかなか空恐ろしいが。

ホラーというより解剖学や心理学をモチーフにしたSci-Fiだな。


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デジャヴ?『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』☆+

あれ?何処かで見たっけ?いや、『ミッションインポッシブル』のシリーズじゃないしなぁ。トム・クルーズだけど。あ、1作目は『アウトロー』とかいう邦題付けられてたな。

前作との繋がりも、本作のストーリーも追わなくても、ふつうにアクション映画として楽しめます


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I found her『LION ライオン 25年目のただいま』☆☆

幼い時に兄と出掛けて迷子になり、家族と生き別れ、オーストラリアの夫婦の養子になり育てられたサルー。

記憶とGoogle Earthを頼りに、生まれ故郷を見つけ、ガールフレンドに"I found her!"と告げるシーンはぞわぞわした。

そしてインドへ旅をし、年老いた母と再会するシーンは心が震えた。


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幸せ?『幸せなひとりぼっち』☆☆

ま、妻を亡くした偏屈爺さんの話なんだろ?と偏見を持って観た。

幸せと感じられるのは、幸せを感じた経験があるからかもな。

どうしても、結婚や、子ども前提に見えるので、警戒してしまう私。

それを置いといても、関わりだな。付き合うって、関わりなのかな?別に老人独り死んでも統計の数字が一つ増えるだけだけど。

でも、幸せのかたちではあるかもね

私は、偏屈な爺ちゃんになってしまうかもしれないけど、私に関わる人は大事にしたいと思う(のんの)
ま、その辺、婆ちゃんは世話焼きだな。私は婆ちゃんになる才能を持ち合わせてない。

あ、これ、爺ちゃん映画だわ。
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