秘密結社鷹の爪の垢団

TOHOシネマズをホームグラウンドに映画を年に100本以上観まくります。

彼の中の"群れ"の彼ら『スプリット』☆+

女子高生3人を誘拐した解離性同一性障害"多重人格"の男。彼の中の複数の"群れ"である人格たちが目指すところは?

実際に体質や身体能力まで、人格で変化するケースってあるのかな?ちょっと異常を超能力化してるところはあるけど

なんか、サスペンスともサイコスリラーともつかずホラーでもないし、精神疾患への考察でもなく、どこか人の中の"獣性"を神聖化してるきらいもある。敢えてならサイファイかな


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犬の生きる目的『僕のワンダフルライフ』☆☆

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幼いイーサンに可愛がられた犬のベイリーは、一生を終えては生まれ変わり、また新しい飼い主と心を通わせる。

何度も生まれ変わったベイリーは、年老いて一人で農場を経営しているイーサンのところに辿り着く。

原題は"The Dog's Purpose"

犬の生きる目的。それは愛しい飼い主に寄り添い伴に過ごすこと。

僕のワンダフル・ライフ [Blu-ray]

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戦地での生死『ダンケルク』☆☆

見始めは、ただ、撤退戦のノンフィクションドキュメンタリーを、最新の映像音響技術で再現されたのを、滔々と見せられている感じだった。
いつ爆撃で、銃撃で命を落とすかもしれない状況。
戦闘が落ち着いた場面で、観ている自分の呼吸も浅くなっていたことに気付き、息を継ぐ。
ただ生きて帰ってきた。別に自分の体験も記憶もない。劇中でも、恋人や妊娠中の妻や家族が待っていたわけではない。それでも、ジーンと来る。
実際の戦場には、劇伴や効果音が緊迫感を煽ることはないのだろうが、ズンと腹や胸にくる作品だった。

 
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