雰囲気、大正浪漫風の背景。異能を以て異形を討つ家系が支配する帝都。母親に先立たれた美世は、継母や異母妹に苛められていたが、有能だが冷徹な久堂家に嫁ぐことになる
名家の薄刃家の生まれだが異能を持たない美世を苦しめる悪夢は一族の血によるもの
防衛隊本部に溢れる蟲に侵された隊員たち。隊長の久堂は本部を結界で封印して対処する。しかし結界の中では異能は使えない。隊員は自力で斬り合うことになる。全ては先帝と侍医が、久堂を葬り去るための策略
薄刃家に保護された美世は夢見の才を覚醒させる。本部に赴いた彼女の夢見の才の発動により蟲だけを斬れるようになった久堂
若手のアイドルや俳優をフィーチャーした、陰陽師?ハガレン?鬼滅?のもどき?と油断していたら、なかなかどうして厚みのある作品だった
序盤は、血色が悪くて、あかぎれだらけで陰キャな、今田美桜さん演じる美世が、終盤に近付くにつれ綺麗になっていくのも良かったな
本当の悪の親玉には辿り着いてないが、ひとまずは事態収拾してプロポーズ。めでたしめでたし