秘密結社鷹の爪の垢団

TOHOシネマズをホームグラウンドに映画を年に100本以上観まくります。

怪獣映画ではなかったか『シン・ゴジラ:オルソ』☆☆ 2024年第196作目


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オルソ…Orthochromatic。赤が黒めになる感度を持つモノクロフィルムのことらしい

モノクロになって、情報が減った?或いは、ノイズが減った?

スーツな政治家が多いから、モノクロだと全員、喪服に見える

改めて、火の七日間の巨神兵かいな…ゴジラ。でも、放射熱線や背びれからのビーム出すシーンはカラー版のが良かったかな

ソロリソロリ。狂言師の野村萬斎さんがモーションキャプチャーアクターになってるから、摺足よな

BGMもあって、改めてエヴァよな

モノクロ化によって、会話劇の要素が強調されるな

災難にもパニックにならず、礼儀正しく並ぶ日本人

公開当時も、東日本大震災の隠喩とは言われていたが、ゴジラは怪獣でなく、災難なのだ。作中では一度も「怪獣」とは呼称されていない。日本は一度、滅茶苦茶にならないと復興出来ないのか?抑止力としてのゴジラ

改めて観て、これ、やっぱ、金と人を掛けた、庵野秀明さんのファンムービーだわ…と思った