1997年に山内一典らによって、リアルドライブシミュレーターと銘打って開発されたレーシングゲーム「グランツーリスモ」
そのゲームの凄腕プレイヤーを、実機のレーシングカーに乗せるという、実在のプロジェクト
GTアカデミーから選抜されたヤン・マーデンボローは、FIAライセンスを取得して正式契約を勝ち取るために、遂に実際のレースに参戦する
入賞が見えてきたところ、ニュルブルクリンクで車が煽られ宙を舞いコースアウト。観客に死傷者を出してしまい、引退が頭を過る
チームは汚名返上のため、ゲーム出身のシムレーサーだけのチームで、ル・マンに挑む
当初はライバルのレーサーや、メカニック、マスコミにもなめられていた彼らが実力でゴールを目指す
ヤンさんは19歳まで、プレステでステアリングコントローラは握ったことはあっても、実車を運転した経験したことはなく、でも8ヶ月後に時速200キロで走っていたという。ヤンさん自身も、撮影時、レースシーンでスタントドライバーを努めたそうだ