秘密結社鷹の爪の垢団

TOHOシネマズをホームグラウンドに映画を年に100本以上観まくります。

劇中劇の劇中作『SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁』☆☆ 2024年第133作目


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シャーロック・ホームズを現代に翻案して好評を博したBBCのドラマを原作の年代に逆翻案したスペシャルドラマ。本国イギリスではTVスペシャルだが、日本では劇場公開

ワトソン博士はホームズの助手だが、世間が知るホームズ像は、ワトソンの著作の登場人物

白塗りに真っ赤な口紅の花嫁が二丁拳銃を乱射して、自分の頭を撃ち自殺。しかし、その花嫁に襲われて殺される事件が起きる「リコレッティ夫人の幽霊の謎」

精神の神殿「マインドパレス」で瞑想しながら推理していると、現代の飛行機の中のシャーロック。推理のために薬物を使っていたという。自称・高機能社会不適応者で薬物依存者ならぬ薬物利用者

謎解きが終わろうとする時、気付くと、宿敵モリアーティ教授と戦った滝の中腹。ホームズは自らの精神の神殿に取り込まれた、初めての一人なのだという。そこにワトソンが助けに来る「私が書いてる本なんだから登場のタイミングはわきまえている」

「目覚めるにはどうする?」と問われたホームズは自信を持って滝に身を投げる。そして現代…薬物のオーバードーズから目覚めるシャーロック

そして再びヴィクトリア朝のベーカー街の事務所、ホームズとワトソンは今回の一連の顛末を下にした本のタイトルをどうするか?と話し合い『忌まわしき花嫁』と決める

TVドラマシリーズを知ってる方が、ずっと入り込めるんだろうな。後追いでTVシリーズ観てみるか