動物のお客様が大勢訪れる北極百貨店。そのコンシェルジュとして新人研修生になった秋乃さん
神出鬼没のフロアマネージャー東堂さんや、ペンギンみたいなオオウミガラスの支配人エルルさんに見守られながら、悪戦苦闘する
一所懸命過ぎる秋乃さんの振る舞いに初めウザさを感じないでもないが…すぐに引き込まれた
いや、「と申しますと」とか「とんでもございません」とか言葉遣いに些細なツッコミしたくなったり
動物のお客様にレストランで肉料理出すか?ま、肉食獣もいるか…と思ったりするが
かつて人間の手で絶滅に追い込まれた動物たちを、人の作法で人間に奉仕させるのが始めの目的だったという百貨店の今後は?
現実の人間社会でも百貨店業界は、かつての隆盛はないのだけれど、おもてなしについて考えさせられる良い作品でした
百貨店のシーンは東急と伊勢丹。レストランのシーンはジョエル・ロブションが協力したらしい