不可侵条約を破棄して、ソ連が満州に侵攻。妻子を逃がした山本一等兵は、ソ連の捕虜になりシベリアに抑留された。シベリアの厳しい気候での強制労働に耐え、ようやくの帰国の途上で、列車を降ろされ、スパイの嫌疑で再び収監される
日常に小さな希望を見つけつつ、ようやく日本にいる家族と手紙のやり取りが出来た最中、病に倒れる山本。仲間のスト抗議によって大病院の診察を受けるが末期の癌に蝕まれていた
みんなの想いを乗せて出港する最期の引揚船。帰国した戦友たちが遺家族に伝える彼の最期の言葉
戦争は酷いし、実際にそんな境遇の人も少なからずいたのだろうが、家族モノや人の生き死にの話は得意ではない
домой…ロシア語で「家へ」の意