製鉄所の爆発の後、時空の狭間に囚われた見伏町。何処か昭和的・田舎的・厨二的。第5高炉に囲われた少女。中学生や町の人々の群像。時折、起こる時空の裂け目の向こうに見えるのは現実?では、こちら側の自分は何?裂け目を塞ぐ製鉄所の煙・神器狼
痛い気持ち。居たい気持ち。大好きだけど大嫌い
クライマックスは胸にグッと来たが、エピローグ、んん…結論は、失恋ではない気がするが?
タイトルやキャッチコピーとは少し齟齬がある気がしないでもない。形而上的だからアリストテレス?「希望とは、目覚めている人間が見る夢である」恋する気持ちが世界を壊す?破瓜的な?
『あの花』とネガポジな風味の佳作