学生の頃は純粋数学を研究していて、予備校講師をしている大野は、相手の言ったことをつい、鸚鵡返しに聞き返してしまい、得意な数学的な話になると早口になる。自分のツボに入ると、つい引き笑いしてしまうコミュ障
高校生の教え子の香住は、恋愛経験はないが、恋愛耳年増。講師の大野に逆に恋愛レクチャーすることで、自分の恋愛理論を、大野を使って実験しようとする
人は何かを諦めるために「ふつう」を言い訳にする…それが、ふつうのことなんだろうか?
当たり前の事を、当たり前にこなすのは難しい。それが、ふつう
それでも、折り合いをつけて、やっていけるのが、ふつうの人なのかもしれないね