それは、ある女性が橋の上から冷たい河へ身投げするところから始まる
常軌を逸しているが超一流の外科医の"ゴッド"・バクスター博士。彼の屋敷には、身体は大人だが、情緒が無邪気な幼女のようなベラが住んでいた
博士は助手のマックスに、彼女の成長記録を書かせ、ベラの出生の秘密を話し、ベラに好意を持つ彼に婚約を勧める
外の世界が知りたくて、結婚前に女誑しなダンカンと駆け落ちのようなことをして、男の股間に跨り激烈ジャンプし、男を狂わせ…パリの娼館で仕事をし、世界の美しさと残酷さ、人の本性への思索を深めるベラ
チチキトク スグカエレ
そして「実家」の「父」と婚約者の下に戻ったが、もう一悶着
終始流れる劇伴の不協和音が観客の心を不安定にさせる
女フランケンの悪巫山戯な猥談かと思いきや、哲学的SFだったわ
