重水を飲み続けて身体の水分の3分の1が重水になると命を落とすらしい。
最新の医療機器と暴かれる過去の医療ミス、薬害、その怨恨。
ハッキングされても、パソコン落ちることはあっても、画面が砂嵐みたいにはならんわな。
んん、ドラマチックではあるが、『バチスタ』シリーズは阿部寛と竹内結子のコンビの方が好みかなぁ。
のサブタイトルは『千の惑星の(都)の救世主』の「都」が略されてたのね。2時間程度で千も救えるんかい?と思ったが…千の惑星の都って、宇宙のたくさんの民族が集まって出来た複合宇宙ステーションアルファだったのね。
てか、救ったのは一つの星の一民族だけだし…原題は"Valerian and the City of a Thousand Planets"だから、何処にも「救世主」なんて単語はないし、原作はフランスの漫画の"Valérian et Laureline"だから、バディアクションものよね。
映像の作りも4DMX向けな気がする。
映像は綺麗だし、面白いけど、要は、連邦捜査官のチャラいにいちゃんヴァレリアン少佐と、相棒のキレイなねえちゃんローレリーヌ軍曹のスペースアドベンチャー。
銘々の些細な、いや大袈裟な嘘と嘘が繋がり広がるドタバタコメディ。
塗り重ねられた馬鹿馬鹿しい嘘から、何故か感動が押し寄せる。不思議と温かい映画でした。
医学が進歩し人間が死ななくなった世界。ただ一人その処置を拒み、近いうちに老衰で亡くなるであろうニモは「最後の死ぬ人間」として世間から注目されていた。取材に来た記者に彼が語る思い出は矛盾だらけ、事実なのか?空想なのか?それともそもそも彼はそこにいたのか?不可思議なSF作品でした。
神様は実在しブリュッセルに住んでいる。毎日パソコンを使って世界を困らせている。そんな父のことが嫌いな娘のエアは、人々の余命が記されたメールをみんなの携帯に送り、父のパソコンをフリーズさせて、洗濯機を通ってこの世に家出する。余命を知った人々は余生を生き生きと生きられるのか?シュールな味わいだったわ。