秘密結社鷹の爪の垢団

TOHOシネマズをホームグラウンドに映画を年に100本以上観まくります。

狂おしいほどの孤高『スティーブ・ジョブズ』☆☆

同僚との、そして娘との確執と和解。

やたら怒鳴り合ったり、いがみ合ったり、脅迫じみた支持を出したり…

何故、そんなに敵を作るようなことをする?何故、わざと嫌われたいのかというような行動をする?

一途に目指したい高みがあったのか。彼は時代を牽引したが、世界に痕跡を遺した。

スゴい人ではある。一緒に仕事をした人や、家族であった人は大変であったろう。


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AIの感情『エクス・マキナ』☆☆

山奥の別荘で密やかに隔離されて実施されているAI搭載のアンドロイドの実験。

果たして、AIの思考は知能なのか?プログラムなのか?

AIは人を愛せるのか?愛せないのか?この状況から逃げ出すために愛しているフリをしているのか?

エヴァ"AVA"の行動に突き動かすのは、論理的な判断なのか?感情なのか?


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この世界『世界から猫が消えたなら』☆☆

脳腫瘍の末期と診断され余命幾許もないと知らされた青年。

自分が死んでも、世界は何一つ変わらず続いていくのだろう。

自分そっくりの顔の男に、この世界から何かを消すことで一日生きながらえる「悪魔」の契約を持ちかけられる。消えるものは選べない。

電話が…映画が…時計が消えていく世界でそれにまつわる想い出も消えていく。

ありがとう。世界がかけがえのないもので出来ていると分かったから、猫は消さない。自分の命の終わりを受け入れる。

生まれたことは愛おしさに溢れているのだ。


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