
外界から隔離された地下シェルターで、親子三人で暮らす青年ジェームス。テレビ番組『ブリグズビー・ベア』が大好きで、彼こそがヒーローだった
ある夜、警察に検挙、いや保護されて、危険と言われた外の世界へ。刑事の話によると、彼は生後間もなく誘拐監禁され、両親と思ってたのは犯人だった。突如、25歳で放り込まれた実の家族との暮らし。初めての映画、初めてのパーティー
『ブリグズビー・ベア』は犯人である元父の創作だったと知り、自分でも『ブリグズビー・ベア』の映画を作りたいと思い、押収された小道具の返還を刑事に要求し、友人と撮影を始める
紆余曲折の末、映画館での公開試写に漕ぎ着け、観る人々の心を揺さぶる
一見、拉致監禁被害者の切ない話のようであるが、家族とは何かを問う社会派のようでもあるし、イマジナリーフレンドと共にある男子の成長の物語でもある。映像はチープ感漂うのに響くのは何故だろう?
あれ?犯人の元父、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルじゃん