
長崎のキリスト教系女子校に寮から通う日暮とつ子は、人のあり様が色で見える少し不思議ちゃん。同級生の神永きみがキレイな青色に見えて気になってたのだけど、突然、彼女は学校を辞めてしまう
書店できみがバイトをしているのを見たという噂話を頼りに町中の書店を回るが、白猫の誘いで迷い込んだ古本屋で再会し、そこに客として居合わせた影平ルイという男子とバンドを組むことになる
男女交際禁止の学校ではガールズバンドだと嘘をつき、練習を重ね、紆余曲折しながら、学校主催の地元の人たちも来る学祭のステージで演奏する晴れの舞台を迎える
予告編見た時は、メルヘンチックな青春ものなのかな?と思ったが、ロックバンドものだったか。へ?ロックなのにテルミン?意表をついてくるなぁ。電子楽器やけど(笑)。そか、今の若い人には太陽系の惑星は八つなんだな。ああ、だから「君」じゃなくて「きみ」なのね。キリスト教にもバンドにもライブも通らずに生きてきた私にも入ってくるものがあった。ルイくん以外、男性の影が薄いのだけど、3人とも、いい大人に見守られてるなぁ、と思った。美しい作品に、見入って聴き入った。バンドしろねこ堂のアルバム欲しいなと思った