秘密結社鷹の爪の垢団

TOHOシネマズをホームグラウンドに映画を年に100本以上観まくります。

自分の世界の終わり『たかが世界の終わり』☆☆ 2024年247作目


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ゲイで劇作家のルイは自分の死期が近いことを知り、久し振りに帰省する。母はルイを可愛がるあまりに、自分は何でも知ってるかのように話し、兄は普段、無口だがルイ中心の会話に耐えかねて多弁になる。兄嫁はルイが結婚式に出なかったため初対面で不安気。妹は幼かったためルイとの思い出がなく、自分に障碍があることに苛立つ

団欒のはずが、すぐにギスギスした会話に。兄嫁の「いつまでですか?」がルイの真意を突いてるかに聞こえるが、滞在期間だったりする

煙草を買いに行く車中で、若い頃の彼氏が先週、ガンで亡くなったことを聞かされる

食卓を囲み歓談していた時間が、突然、終わる。彼は自分の死期を語ることなく、壁の鳩時計が去り時を告げる

んん…私が得意ではないストレス家族ものだったか。別に世界が終わるわけでなし…だけど、おそらく、彼は家族の下から永遠にいなくなるのだろう。ルイ自身も作家であるからか?家族の中の自分の立ち位置を演出してしまってる感もある。この手のは観るのに体力奪われるのよな。夜じゃなくてよかったか