秘密結社鷹の爪の垢団

TOHOシネマズをホームグラウンドに映画を年に100本以上観まくります。

家族のために『スネークヘッド』☆☆ 2024年第246作


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アメリカンドリームなど信じてないが、アメリカに密航してきたツェ。組織への借金もあったが、目的は娘を探すこと。案外、簡単に娘を見つけるが、ニューヨークで養女になり無事に暮らしている娘に逢いに行けない。女親分のダイ・マーに見込まれた彼女は、チャイナタウンの暗黒街で地位を得て行き、台湾から密航者を渡航させる大役を担う

更に難民を運ぶはずが、ダイ・マーの長男のランボーの麻薬の密輸の尻拭いをする羽目に

借金を完済したが、手駒としてツェを手離したくないダイ・マーは、ツェの娘を攫うことを命じるのだが…

短いけど分厚いクライムサスペンスだった。繁栄と闇が表裏一体な感じで、いや、このヒロインじゃないと生き残れんて。ふつうのマフィアものだと大親分が出てくるのだけど、中華系だと遣り手婆婆なんかね