タクシー運転手のシャルル。1日12時間労働、週休1日。それでも稼ぎは少なく、寡黙で無愛想な彼。借金もあり、妻子を養えるか不安を抱えている
長距離の配車を渋々受けて、迎えに行ったのは齢92歳のマデリーン。彼女の思い出話と、寄り道に付き合うことにする
語られる波乱万丈で壮絶な人生
予定より長い道のり、ちょっとしたディナーを共にし、夜半過ぎに着いたのは高齢者施設
運賃は今度面会に来た時に貰いますよ。そして訪ねた時、渡される彼女の遺言
原題の"Une belle course"はフランス語で「美しき旅路」という意味らしい