ミュージシャンの彼に浮気された傷心のシンガーソングライターのグレタと、家族にも会社にも見限られた落ち目の音楽プロデューサーのダンが場末のバーで出会う。二人は才能とツテで集まった仲間と街頭ゲリラ収録をしてアルバムを作る。
留守電の曲を聞いた彼は戻ってきそうになるが、既にスター。ダンはグレタの口添えで家族とも縒りが戻り、職場に復帰する。
さぁ、正式に契約して売り出そうとレーベルが動こうとした時、売りたいわけでも有名になりたいわけでもない彼女は契約を拒否し、二人はアルバムを1ドルでネット配信する。絶賛されるが、それでダンは会社のイスを失う。でも、それでも良いと思える。