秘密結社鷹の爪の垢団

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各々の理想『ローカル・ヒーロー 夢に生きた男』☆☆ 2024年第291作目


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アメリカの大手石油会社ノックスの調達部のエリートのマックは、スコットランドで計画されている工場の用地買収の責務を与えられる。社長のハッパーからは、夜空でも何でも変化があれば報告しろと、別の依頼も受ける

地元の支社のオルセンと共に漁村に向かい、そこでホテルを営む会計士のゴードンから、地元民との交渉は任せてくれと言われる。猛反対を受けるかと構えていたが、土地を売ったお金で潤うからと歓迎される

ゴードン任せでやることがないマックは、流星雨を見たり、オーロラを見た報告を村に新設された電話ボックスから国際電話でハッパーに報告する

村民全員の合意を取り付けたと思ったら、海外一帯は、そこに住む偏屈なベン爺さんの土地だと分かり、説得に行くが、先祖が国王から頂いた土地は金を積まれても売らないという

マックの電話を聞いて天文学の好きなハッパーが、トランク一つでヘリコプターで、突然やってくる。ハッパーとベンは星の話で意気投合し、工場ではなく研究所を建てようと計画変更をし、マックは本社との調整のため緊急帰国することになる

ローカルヒーローというと、日本だとちょっと意味合いが変わってくるし、「夢に生きた男」という副題は、あくまで邦題なので、ベンのご先祖がヒーローなのかな?どの人物も自分の理想を掲げて生きてるみたいだったし、ところで、あのセラピストは何しに出てきたんだ?思いのままに生きろってことか?一見、一番夢破れてるのは主人公なのだが、たぶん、彼は、そのうち、あの村に戻るのだろう