パリ近郊の団地に住むリンダ。幼い頃に父を亡くしている。母の大事にしている指輪を、勝手に学校に持って行ったと疑われたが、実は、飼い猫が飲み込んでいたと分かり、母からお詫びに何でもしてあげると言われ、父の得意料理のパプリカチキンを食べたいという
しかし、翌日は街はストライキ。お店は何処も閉まっていて、鶏肉が手に入らない
思い余って卵の直売所の雌鳥を一羽失敬してしまうお母さん。でも、鶏を〆たことはない。団地の子どもたちと、警官隊、伯母や、羽毛アレルギーのトラック運転手を巻き込んだ大捕物帖か?デモなのか?リンダはチキンにありつけるのか?
日本の緻密な作画や、ハリウッドの3D CGアニメを見慣れた人には、不思議なフワフワとした作画だが、なかなかどうしてヒューマンドラマ