2001年のW杯予選で31対0の歴史的大敗を喫した米領サモア。それから10年、創設以来、1点も上げてない。島のフットボール協会長は本国に優秀な監督の派遣を募集
トーマスは米本国リーグでの成績不振で解任され、サモアへの赴任を命じられる
しかし、サモア代表は本職と兼業で、プロではなく、負け癖がついて覇気もなく。伝統や宗教の慣習を、練習より優先する始末で、彼は怒ってコーチを辞める
チームのリーダー役のファファフィネ(トランスジェンダー)のジャイヤが仲裁し、10年前の大敗のビデオを見せ、彼らを再指導すれば、まだ戦えるとトーマスとOB勧誘を始める
予選1戦目を前に、リベンジに燃える伝説の31失点のキーパーのニッキーが合流
だが、過去無勝だったのに、勝ちたい思いがプレッシャーになり、練習通りの動きが出来ないチーム
業を煮やしたトーマスは、前半で監督を辞めると言い出すが諭され、亡くした愛娘のことを語り、後半は楽しくプレーして、みんなに幸せでいて欲しいと語る、そしてホイッスルが鳴る
2014年にドキュメンタリー映画になった実話を下にしたヒューマンドラマ
アメリカ・サッカー版『スクールウォーズ』的ではある