秘密結社鷹の爪の垢団

TOHOシネマズをホームグラウンドに映画を年に100本以上観まくります。

愛しい人『アナログ』☆☆ 2023年第60作目


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建築デザイナーの悟は、自分がデザインに関わった馴染みの喫茶店で、自分のこだわりに興味を示してくれた、みゆきと出会う

ケータイを持ってないという彼女と、互いにかたい約束というでもなく、木曜日に喫茶店「ピアノ」で逢瀬を重ねる

ついに悟がプロポーズを決意した週、彼女はパタリと来なくなり、傷心のまま、彼は数年の大阪転勤の指示を受け入れる

好きなクラシックのコンサートから、彼女が逃げるように立ち去ったわけは?

肝心な日から彼女が来れなかった本当の事情は?

砂浜のデートで、潮騒に掻き消されながら糸電話で伝えたかった言葉は?

静かに流れる叙情的な風景と時間

んん…私が薄情に生きていたから、思い入れが弱かったのだろうか?

いや、いい作品ではあったが、非実在純愛ファンタジーだったのではないか?

きっと、この作品に関わったみなさんが、ロマンチストだったんだろう

ニノくん、箸も包丁やカッターもグラスも左利きだけど、ペンは右なのね