
人間との共存の道を探る妖精会館の一つが、人間の軍隊の強襲をうけ全滅し、霊力を持つ木が奪われる
小黒(シャオヘイ)は師匠の無限(ムゲン)と共に暮らし、鍛錬の日々を送っていた
緊急に会合を開く長老たちは、現場写真から、会館最強の人間と云われる無限に嫌疑を掛け、会館最強の妖精の哪吒(ナタ)が身元を預かることになる
小黒は姉弟子の鹿野(ルーイエ)と共に、師匠の無実を証明し、真犯人を捕らえるため、会館の転送装置を使って各地の会館を訪ね捜査する
人間の科学が妖精の霊力が拮抗してきた時代。互いに共存の道を探りつつも、長年にわたり相容れられない深い闇があきらかになる
序盤の襲撃と鍛錬のシーンで、心を鷲掴みにされた、中盤の様々なシーンもテンポ良く、終盤の鹿野の修行の回想が、初めの小黒の鍛錬と重なる
最近の日本のアニメのような陰影の描きこみこそ控えめだけど、非常にダイナミックで、『ドラゴンボール』と『呪術廻戦』や『アベンジャーズ』を束にしても、負けず劣らずのスケールとアクションとドラマ性だったと思う
無限師匠…五条悟やフリーレンよりも強いんちゃう?
