秘密結社鷹の爪の垢団

TOHOシネマズをホームグラウンドに映画を年に100本以上観まくります。

罪人たちの決死隊『十一人の賊軍』☆☆ 2025年第64作目


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戊辰戦争の最中、新発田藩は官軍に寝返ることを画策し、それまでの数日の時間稼ぎのため、死罪に値する罪人たぢを、無罪放免を見返りに、国境の砦を守らせる

元々、自分勝手でチームワークなどない罪人たち。放免されて生き残ることだけが共通点だったのが、協力して砦を守っているうちに仲間意識が芽生える。一人一人倒れていく中、往生際悪く粘り強い賊軍

やはり約束を反故にして、賊軍を捨て駒にしようとする家老に、娘婿で足軽の兵士郎は反旗を翻す

史実にある新発田藩の寝返りに着想を得た、時代劇というより、荒唐無稽なチャンバラ、いやドンパチアクション。史実にはないので主要人物ほぼ討死

序盤、ドラマだから幾らか緩めてるのだろうけど、方言色が強く、台詞が聞き取りづらかった

あら?ナダルさん官軍で、千原せいじさん賊軍の坊さんで出てる。そういや、せいじさん動物専門の和尚さんになったんじゃなかったっけ。狡賢い家老の役は阿部サダヲさんぴったり