
腐れ縁の戯作者・曲亭(滝沢)馬琴と浮世絵師・葛飾北斎。馬琴は『八犬伝』の構想を語り、北斎に挿絵を頼むが、下描きこそすれ、断られる
導入が長いて…作中でも言われてるが、前半は年寄り二人の与太話だし、物語の方もなかなか派手にならない。物語と現実(と言っても、それも『八犬伝』の物語のうちなんだが)が、交替で流れる
開始1時間半を過ぎて、ようやく八犬士アッセンブル
28年の連載の末、物語が佳境を迎えるというのに、馬琴は失明する。なんとか完結させねば…とは言え、視えぬ目では筆も取れず。嫁のお路が口述筆記を申し出る。仮名しか知らないお路に漢字を教えながら執筆を続ける
『ドラゴンボール』かいな『フランダースの犬』かいな?な結び。長い上に大味だったな
『忠臣蔵』は赤穂浪士の史実をベースにして脚色された歌舞伎の演目だが、『八犬伝』は歴史上の人物・滝沢馬琴をベースに脚色された戯作なのだろう