
ある日、幼馴染みの親友のマリコがマンションの自室から転落死した。ブラック企業勤めのシイちゃんことシイノトモヨは、飛び込み営業のフリをしてマリコの実家を訪ね、マリコがDVを受けていた過去をぶち撒け、遺骨を抱いて逃走する
救えなかった親友との、中坊の頃の思い出から、マリコと共に海を目指すシイちゃん。バスを降りたところで、スクーターに乗ったひったくりに財布とスマホとマリコの手紙の入ったバッグを盗まれる
行きずりの釣り人の男性に色々と世話を焼かれ、目的の岬に着き、慟哭するシイちゃん。現在と過去が交錯する。二人は互いにたった一人の特別だったから…そして届く、マリコの最期の手紙。それはきっと遺書ではなく
んん…女の友情というより、服喪の物語であり、共依存の話だったな。中坊の頃からグレてた設定だからか、永野芽郁さんの乱暴な口調が新鮮ではある。まぁ、全人類のほとんどは赤の他人なんだが