秘密結社鷹の爪の垢団

TOHOシネマズをホームグラウンドに映画を年に100本以上観まくります。

父は何をしたかったのか?『さがす』☆☆ 2024年第415作目


f:id:mucci:20241119172720j:image

少し風変わりな父が「指名手配犯を見かけた」という言葉を最期に行方不明になる

父を探す中で、父と同姓同名で作業現場で働く男が指名手配犯と似ているのではと気付く娘。かつて父が営んでいた卓球場で寝泊まりしていた男を見つけ追い、男のズボンから父のスマホと切符を見つける

色んな人と多くの裏アカで繋がっては、自殺幇助で猟奇的な殺人をしてきた男

難病を患った妻を通わせているリハビリ施設で男と知り合っていた父。妻のSNSにあった安楽死を求める書き込みに、思わず妻の首に手をかけた夫。男は妻の安楽死に関わっていたのか?更にその後、男と父は救済という名目の安楽死の斡旋をしていた。父の失踪の本当の目的は?娘が見つけた父の姿は?

巫山戯てない佐藤二朗さんは狂気味が凄いな。ラストの卓球のエアラリーは何を象徴してるのだろうか?途中の父の独白シーンが自白っぽいから、ラストの後に捕まったのかな?サイレンが鳴ったら「迎えが来たで」というのは関西人のお約束ではあるのだが