
パン屋に勤めるシャオアンは、レイレイに思いを寄せるが、いい友達くらいにしか思われておらず、彼女には長く同棲している彼氏がいる
伯母と花屋をやっているシャオシンは、恋をしたいが相手がいない。楽器屋のダーハーが客として現れ、今晩のプロポーズのための花束を頼む。ダーハーの彼女はレイレイ
合同結婚式の会場に準備に向かうレイレイは、新婦としてではなくスタッフ。彼に別れを切り出そうかと考えている
パン屋の工場長に料理に込める愛について諭され、レイレイに頼まれていた特別なチョコレートを作るシャオアン
配達中のパン屋のバイクと、花屋のバンが、接触事故。バンが動かなくなったので、シャオアンとシャオシンは、バイクに二人乗りして配達を続行する。誰もが愛を語り合う日に忙しい二人
手間取った配達の最後の一件。ダーハーがレイレイのために予約したレストランに、シャオシンが花束を、シャオアンがチョコを持ってやってくる。バレンタインデーの夜の顛末は?
全編、ミュージカル仕立て。現実に日常会話で歌い始めたらおかしな人だから、心の声と思ったらよい。女性の同性愛カップルが狂言回し的に始終登場する
「52Hz」といえば、最近、日本映画でも『52ヘルツのくじらたち』という作品があったが、どちらも、鳴き声の周波数が違って仲間に声が届かない孤独な鯨がモチーフになっている
愛があれば大丈夫なのはファンタジーなんだが…序盤は、これは歌がなかったらトホホな奴か?と警戒してたのだけど、そこそこ観れた