秘密結社鷹の爪の垢団

TOHOシネマズをホームグラウンドに映画を年に100本以上観まくります。

ヴェルサイユにて『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』☆☆ 2024年第42作目


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料理係の母の私生児であるジャンヌは、母の仕え先の貴族の計らいで、修道院に入れられるが、性への目覚めで、追い返された上に、夫人が夫への誘惑を恐れて、盗みの濡れ衣を着せられ母娘は追い出される

長じて高級娼婦として名を馳せるジャンヌは、王宮に女性を送り込む貴族に目を掛けられ、ルイ15世と拝謁し見初められる。宮廷に上がるためには地位が必要なため、デュ・バリー家で形式的な結婚をして、デュ・バリー夫人としてルイ15世の寵愛を受け公妾となる

国王の娘の王女姉妹や旧来の貴族たちに疎まれ、様々な虐めを受けるが、持ち前の心の強さで宮殿で権威を持つ

しかし、王の孫の王太子がマリー・アントワネットを后にし、王が天然痘に倒れ、風向きが変わる…

『ナポレオン』とは革命を挟んで逆サイドの時世だな

なんか、序盤は、世間で話題の、女性をアテンドみたいな話だな…と思いつつ、やはり宮廷の時代なのでしきたりとか厳かで見応えがあった。王に失礼のないようにと王太子以外は、小股で後退りするのは可笑しかったがな

フランス映画なので、ルイ15世役のジョニー・デップさんもフランス語喋ってます。途中、顔が國村隼さんに見えて仕方がなかったんだが