社会不安を抱える中年作家のリチャードの傍らに時々現れるイマジナリーフレンド"キャプテン・エクセレント"。ふつうはそういうのは幼年期に見るものだけどね
リチャードは、街の屑籠にマッチを捨てて炎上させていた女子高生のアビーに近付き親しくなるが、彼女もまた過去の経験で心にイマジナリーフレンドを抱えていた
遅まきながら人生を進めるために40年以上の付き合いのイマジナリーフレンドと別れ、親しくなったばかりの彼女に短い文章を送り別れを告げる彼
私はイマジナリーフレンドは見えないけど、拗らせ歴は引けを取らないので、共感するところもあったりする