笑うつもりで選んだのに、じーんと来た(笑)
痛快『アトミック・ブロンド』☆☆
派手なスパイ・アクションと、幾重にもなったストーリー堪能しました。
だけど重苦しくなく、むしろテンポの良いシーンも多く(劇伴やキャプションの演出によるところもありますが)。
女スパイと言われると、どうしても、アンジェリーナ・ジョリーの『ソルト』を想起してしまうのですが、シャーリーズ・セロンのこの作品も素晴らしい。
息を呑む世界観『ブレードランナー 2049』☆☆+
呼吸を止めて見入ってしまったというか。物凄く没入感のある映画でした。前作の世界と地続きな未来なのだ。というか、年号こそ2049ですが、前作から35年経った今、目にしている世界というか。
捻りに捻られたストーリーは重厚で、予想を覆し、期待を裏切らずというか。
この記憶は作られた記憶なのか?この既視感は何なのか?この感情は本当ではないのか?愛はあるのか?信念こそが生きることなのか?魂はあるのか?お前は何なのだ?
みんなでデッカード爺さんを労ってあげましょう。
全編にわたり感動で身震い『ドリーム』☆☆☆
優秀な黒人女性が、白人男性優位の社会で、負けずに逞しく働き実績を上げる…という言い方が、小さくて恥ずかしい気がしてしまう。
全編にわたり、身震いが止まらなかった。
今年ベストというか、ここ数年でベストと言いたい。
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狂おしいほどの孤高『スティーブ・ジョブズ』☆☆
同僚との、そして娘との確執と和解。
やたら怒鳴り合ったり、いがみ合ったり、脅迫じみた支持を出したり…
何故、そんなに敵を作るようなことをする?何故、わざと嫌われたいのかというような行動をする?
一途に目指したい高みがあったのか。彼は時代を牽引したが、世界に痕跡を遺した。
スゴい人ではある。一緒に仕事をした人や、家族であった人は大変であったろう。