年金暮らしでカメラ店を営むトニーの元に、亡くなったセーラからの遺言状が届く。セーラは学生の頃に付き合っていたベロニカの母だったが、彼女から500ポンドと日記を託したいとあった。だがベロニカが日記の受渡しを拒否していた。それは哲学的な友人のエイドリアンの日記だった。エイドリアンはトニーの親友であり、トニーと別れたベロニカと付き合っていたはずだったが、ある日浴槽で手首を切って自死したのだった。なぜ彼の日記がセーラからトニーに託されようとされたのか?トニーの脳裏に学生時代の記憶が去来する。ベロニカと再会し思い出を長い人生の中で自分勝手に都合よく歪めてきたことを知る。それを滔々と元妻に語り、娘の出産に立ち会う彼。
あらすじ全部書いたとしても説明しにくい人間模様な映画だったわ。雑に書くと、頑固爺の改心なんだけど
若い時に儚く終わったと思っていた遠い記憶に苛まれる老父
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