秘密結社鷹の爪の垢団

TOHOシネマズをホームグラウンドに映画を年に100本以上観まくります。

アポロな映画


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先日、ドキュメンタリー映画『アポロ11 完全版』を映画館で観た。今年はアポロ11が月に行ってから半世紀なので完全版の上映となったのだろう。今まで公開されてなかった映像も追加になってるそうだ。

"Houston, Tranquility Base here. The Eagle is landed."

若い人だと、ポルノグラフィティの楽曲の『アポロ』の歌詞の

♪僕らの生まれてくる ずっとずっと前にはもう アポロ11号は 月に行ったっていうのに♪

の印象が強いかもしれない。


少し前に、ライアン・ゴズリング主演で公開された『ファースト・マン』は、アポロ11号の船長・ニール・アームストロングの伝記をモチーフにした映画で、最新のCG技術によるVFX映像と、意識的に時折入る無音状態が緊迫感を出していたが、『アポロ11』は逆に、実録のドキュメンタリー映像にBGMを重ねることで高揚感を演出していた。

"That's one small step for man, one giant leap for mankind."

『アポロ13』は、月に向かう途中、故障爆発事故からの奇跡の生還劇を、若い頃のトム・ハンクスが、ジム・ラベル船長役を演じていた。監督はロン・ハワード。1995年の作品なので、もう24年前の作品だ。

"Houston, we have a problem."

は有名なフレーズだ。
なお、アポロ13が打ち上げられた日は私の生まれた日なので、アポロ11は、然程、ずっとずっと前ではない。


『アポロ18』は、17で打ち止めになったはずのアポロ計画の18号の乗組員が月の裏側で遭遇する惨劇を描いたフェイクのSFホラーである。
ちなみに、月の裏側は、しばしば"Dark side of the moon"と表現されるが、新月の時は、裏側が昼である。


『ドリーム』はマーキュリー計画を陰で支えた、NASAの計算部の黒人女性たちの活躍を描いた伝記を基にした映画である。史実そのままでなく演出は入ってるが見応えのあるヒューマンドラマだ。公開が決まった当初、配給会社が『ドリーム 私たちのアポロ計画』という邦題としていたが、アポロより前の頃の話であり、ネットで痛烈に批判され『ドリーム』に改題された。なお、原題は"Hidden Figures"