長年、家具屋を営んでたが、近所にIKEAが出来たことで閉店に追い込まれたハロルド。同時に長年連れ添った妻を亡くし、自暴自棄になった彼はIKEA創業者カンプラードを誘拐することを妄想する。
スウェーデンの森の側の雪の車中で知り合った家出少女エバ。
雪道で路肩でスタックした車の老人を助けて拾ったら、偶然、その爺さんはIKEA創業者カンプラード。
そこから奇妙な監禁生活が始まり、カンプラードが一代でIKEAを築いたケチケチ経営哲学や家庭の事情や、エバと母の身の上話を聞いてるうちに、恨みや憎しみのような感情で尖っていたハロルドの心が本来の優しさで解けていく。