秘密結社鷹の爪の垢団

TOHOシネマズをホームグラウンドに映画を年に100本以上観まくります。

抑圧された記憶『トランス』☆+ 2018年165作目

借金まみれの競売人のサイモンは、ギャングのフランクと組んで、自分が主任のオークションから絵画を盗み出すが、その途中のいざこざで殴られた拍子に記憶をなくし、盗んだ絵画の在り処が不明になってしまう。
催眠療法士のエリザベスも参加して、催眠やPET-CTなどを使って記憶を取り戻そうとするが、その過程で、すべてが仕組まれてるのではないか?という疑念が大きくなる。
妄想に妄想が重なり、強迫観念が後押しし、BGMのビートが心拍のようで、風景が日常な『インセプション』みたいだ。
サスペンスというより心理ゲームだな。


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