秘密結社鷹の爪の垢団

TOHOシネマズをホームグラウンドに映画を年に100本以上観まくります。

この世界『世界から猫が消えたなら』☆☆

脳腫瘍の末期と診断され余命幾許もないと知らされた青年。

自分が死んでも、世界は何一つ変わらず続いていくのだろう。

自分そっくりの顔の男に、この世界から何かを消すことで一日生きながらえる「悪魔」の契約を持ちかけられる。消えるものは選べない。

電話が…映画が…時計が消えていく世界でそれにまつわる想い出も消えていく。

ありがとう。世界がかけがえのないもので出来ていると分かったから、猫は消さない。自分の命の終わりを受け入れる。

生まれたことは愛おしさに溢れているのだ。


f:id:mucci:20171104143213j:image